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医師・看護師・管理栄養士のチーム体制で糖尿病治療を行い、合併症の予防に努めています

糖尿病は患者さまの協力があってこそ、改善が期待できる病気です。ただ、仕事がつらかったり、ストレスをため込んだりすると、途中で治療をやめてしまうかもしれません。そこで医師・看護師・管理栄養士が一丸となり、患者さまの糖尿病治療をサポートします。

糖尿病を専門にされたきっかけやエピソードを教えてください。

もともと糖尿病について強い興味がありましたが、大学の糖尿病グループに所属していたことが影響として大きいです。この病気は食文化の欧米化に伴い、年々増えています。進行していくと合併症を引き起こすだけでなく、健康寿命をも脅かしてしまいます。

ただ、しっかりとご自身の体調管理さえしていただければ、合併症の発症を防ぐこともできます。そこにやりがいを感じ、今もなお糖尿病の治療に携わり続けています。

医師としてのやりがいを教えてください。

外科と違って、慢性の病気は治ったかどうかを見た目で判断することは難しいです。しかし、将来なりうる合併症を未然に防ぐことができ、健康維持の一助になることができるので、そこにやりがいを感じています。

日々の診療のなかで特に気を付けている事はどんなことですか?

患者さまのお話に耳を傾けることですね。医師から見たら患者さまは複数いらっしゃいますが、患者さまからみたら医師は一人です。だからこそ、一人ひとりに合わせた説明を心がけ、異常や変化がないかを見落とせないように気をつけています。

もちろん、お話を聞きすぎて本題から脱線することがないように、要点をしっかりと押さえて説明していきます。

糖尿病の治療体制を教えてください。

看護師5名と管理栄養士3名のチーム体制です。そのなかで、糖尿病療養指導士の資格を所持している者が3名おります。

院内空間でこだわっていることはありますか?

とくに待合室は「広く、明るく、清潔」にしていることがアピールポイントです。待ち時間がどうしても生じてしまうことがあるので、手持ち無沙汰にならないように雑誌を置いたり、掲示板に看護師や管理栄養士からのお知らせを貼ったりしています。

普段から気をつけた方が良い点や生活習慣のアドバイスをお願いします。

糖尿病の治療において大切なことは継続です。そのため、まず患者さまには糖尿病についての正しい知識を身につけていただきます。初めは食事や運動を続けられますが、仕事が忙しく途中で治療を断念してしまう方も珍しくありません。だからこそ、高いモチベーションを持ち続けられるように医師・看護師・管理栄養士が後押しさせていただきます。お薬に関しても新しいお薬を導入し、常に新しい情報を提供できるように努めています。